帝国データバンクより~
『TDB企業コード:581690124
(株)ちゃんと(資本金3億9774万1070円、港区西麻布1-15-1、代表岡田賢一郎氏、従業員145名)は、2月10日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。
申請代理人は島田敏雄弁護士(千代田区九段北4-1-3、電話03-3239-3031)ほか2名。
株式会社ちゃんとは、1993年(平成5年)9月に設立された飲食店経営会社。都内を中心に無国籍創作料理「ちゃんと。」(15店舗)のほか、韓式炉端「いふう」(FC1店舗含む8店舗)、新和食「橙屋」(7店舗)など36店舗(2011年1月時点)の居酒屋経営を手がけ業績を拡大。2007年2月期には年売上高約69億500万円をあげていた。
しかし、その後は消費低迷が進んだことや2009年2月期中に不採算7店舗を閉鎖したことで2010年2月期の年売上高は約48億5200万円にダウン、米国子会社に対する回収不能債権の償却などから約9億6200万円の最終赤字となり、債務超過に転落。今期も引き続き韓式炉端「いふう」を五反田、新宿、横浜に意欲的に出店していたが、同業者との競争も厳しくここに来て自主再建を断念した。
負債は2010年2月末時点で約36億1100万円。』
一世風靡した「ちゃんと。」が幕を閉じた。時代は確実に変化している!!
また、競争の激しい飲食経営は本当にむずかしい。そんななか10年、20年と続けておられる飲食店の経営者は大小関わらずすごいこと。