in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社アバ 代表取締役社長 徳永 弘氏登場。
本文より~
社会を舐めきった青年が出会った一人の経営者。
「国籍・学歴一切関係なし」。求人雑誌をみていたとき、たまたま目を留めた、ある金融会社の広告に惹かれ応募した。これが徳永の人生を大きく変える出会いを生む。徳永、20歳。面接で、いきなり怒られた。「面接の時ぐらいスーツで来い」。実を言うと、「金融会社は仕事がラク」と友人から教えられていた。ヤクザっぽい人たちがいるのでは、と思っていたのも事実である。だが、まるで違っていた。遅刻をすると激しく怒られた。8時前には会社に入り、21時前後まで毎日、はたらいた。だが、包容力のある社長に、徳永は魅了される。「ウソをつくな」「人の足をひっぱるような人間にはなるな」、一言、一言がしみ込んでくる。「人間としてどう生きるかを教えていただきました」。社会を舐めきっていた青年が、社会と初めて真摯に向き合うことができたのは、間違いなくこの時に出会った社長のおかげだった。いまも2人の付き合いはつづいている。その社長のまえにでると、いまでも徳永は小さくなってしまうらしい。徳永にとって、人生の恩人、もう一人の父親のような存在といえる人だ。・・・。
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