in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”にトライゴン有限会社 代表取締役、株式会社デイネット 最高顧問 橋田佳明氏登場。
中古コンテナを改造し、「カラオケBOX」発案。60坪の工場を1200坪に育てる。
在学の途中でアメリカの大学に転校。大学卒業後、帰国した橋田は、ツアーコンダクターの仕事で生計を立て、26歳でトライドという会社を設立した。この時、舞い込んできたのが鉄工所の再生の話だ。「甲子園球場の近くにある60坪ぐらいの工場だったんですが、仕事が行き詰っていて、どうにかできないか、と。じゃぁ、やりましょうと、事務所を畳んで、その会社で仕事を始めたんです」。そこで、ユニークなアイデアを思いつく。「『中古のコンテナ』をお店に改造するというアイデアです」と橋田。これが「カラオケBOX」の先駆者的な実績となり、話題を集める。大手カラオケメーカーなどの専用工場をつくるまでになった。60坪だった工場が2年足らずで1200坪の工場に化けたのである。しかし、橋田の仕事はこれで終わり。「一つのブランドをつくることに成功しました。だから、次の仕事を始めたくなったのです」。
その後、再び、会社を設立。これが「イマジン」である。イマジンはインテリアデザインなどを手がける会社なのだが、橋田は、人の育成に注力した。道下浩樹、森田恭道という著名なデザイナーたちは、イマジンで育っている。・・・。
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