in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社エイト 代表取締役社長 近藤一美氏登場。
ビジョナリーカンパニーとの出会い
高校生の近藤氏がアルバイトに没頭したのはカラオケ店。そもそも自分の提案に両親が賛同する形で店をオープンし、共に働く仲良しの友達たちもいた。ただただ働くことが楽しく、結局、高校卒業と同時に正社員となって仕事を続けた。
違和感を感じるようになったのは二十歳を過ぎた頃だという。
「ちょっとだけ社会が見えるようになったんですね。周りのスタッフと社長の娘である私の間に溝ができていたんです」。
オーナー企業であり出店・撤退の決断が早い社長は、社員などの周辺とコミュニケーションを取っていくタイプではない。人の入社・退職が頻繁な中、スタッフは次第に社長ばかりか娘である近藤氏とも距離をおくようになっていった。
「割り切ってやっていこうと思ったのですが、本当にきつかった。ある日、母親と大げんかになり、それが決断させてくれました」。・・・。
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