in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社パッションアンドクリエイト 代表取締役 豊島堅太氏登場。
商売人の家系。
商売人の家系なのだろう。父もそうだが、次男も、豊島本人も、すでに起業している。そのうえ、タイまでキックボクシングの武者修行に行った長男も起業するとなると、親子全員、経営者だ。ただし、子どもの頃に話を戻せば、将来、社長になるとは兄弟のうち誰も思っていなかったに違いない。豊島は、中学に上がると冒頭に書いたように、スキーにハマった。天与の才があったのだろう。すぐにトップランクのプレイヤーになっていく。ところで、スキーは傍からみれば華麗なスポーツだ。だが、プレイヤー本人たちにすれば、極めて過酷なスポーツとなる。「からだ全体を鍛えなければいけないうえに、無酸素の練習もきつい。特に私の場合は、スポンサーが付いていましたから結果を求められる。それが辛かった。海外遠征に向かう飛行機に乗った瞬間、帰りたくなったほど」と当時の厳しさを振り返る。だが、トッププレーヤーとして肉体的にも、精神的にも追い詰められた経験が、その後の豊島を支えたのは間違いない。それだけではなく、このとき、「頂」を見たことが、いまの壮大な目標を平気で追いかける強い意志を生んでいるような気がしてならない。・・・。
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