in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社D.F.C. 代表取締役 阪田浩子氏登場。
学生時代に友人と起業。その後のコンパニオン時代まで。
「明星大学人文学部心理教育学科中退」、これが阪田の履歴だ。大学2年時に、友人たちと並行輸入の会社を興し、その後、コンパニオンのアルバイトに精を出すようになる。「300万円で株式会社がつくれる最後の年だったのです(注:その後、1000万円に引き上げられる)。300万円なら、なんとかなると会社を興したのですが、結局、設立が目的だったので、スグに空中分解してしまいました。私といえば、ホテルのコンパニオンのアルバイトがたのしくて、そちらに没頭してしまいます。政治家や芸能人のパーティーはもちろん新商品の発表もみんなホテルで開かれていましたから、まるで時代の動きを見ているような感じでした。お客様も錚々たる顔ぶれでした。政財界を動かしておられるような方々のお話を目の前でお聞きできるのですから勉強にならないはずがありません」。結局、彼女は大学を中退し、コンパニオンの仕事に傾倒していくことになる。時代はバブルに向かって真っすぐ突き進んでいた頃。阪田は、女性として最高に輝いていた。ところで、著名な人たちとも出会ってきた彼女に、「成功する人に共通していることは何か」と聞いてみた。すると2つの答えが返ってきた。「どんな小さな約束も破らないこと」「どんな目上の人にでもちゃんと気遣いができること」。どちらも単純なようで、これほど難しいことがないのも事実だ。・・・。
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