in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社絶好調 代表取締役 吉田将紀氏登場。
飲食業との出会い。教師を超えた存在をめざす。
クラブを退部した吉田は、アルバイトを始める。個人経営の鮨屋だった。その店の大将と出会うことで、一つの転機が訪れる。「親方は『厳しくも、あたたかい』という言葉がぴったりの人でした。叱られもしましたが、誉めてもらえることも多く、それが嬉しくて。はたらくことの意味やたのしさを教えてくれたのもこの店の親方です」。何より、この親方と出会ったことで、吉田は「教師」にならずとも、「人にものを教える道」があることを知る。教壇の上からではなく、同じ立ち位置で肩をならべ、共に一喜一憂することで、教育の濃度が増すことも覚えた。「お客様を喜ばせる」という共有の目標があればなおさらだ。教師よりも、むしろ教育者でいられるのではないか、と吉田は飲食に惹かれ始める。ところで、飲食店の経営者にはいろいろな出目があり、飲食業に惹かれていく過程もまた千差万別だ。だが、興味を抱くきっかけだけを辿れば、大差ない。そのようななか、「教育」という観点から興味を抱き始めた、吉田のような例はきわめてめずらしいケースといえるだろう。大学2年、教師になるはずだった吉田は、教師ではなく、飲食の道に進むことを決断した。父は「自分の人生だから自分で決めろ」と言ってくれたそうである。・・・。
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