in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社ライブフードプロデュース 代表取締役 小林一也氏登場。
世界の6大会計事務所への就職
中央大学に合格した小林氏は、朝8時から社用トラックでルート営業を行ない、夜6時から10時まで大学に通うという生活を送った。化学を専攻し半導体材料の研究に携わったため実務にも役立ち、大手上場企業から町工場まで多くの取引先から可愛がられた。しかし、世の中の流れから、取り残されるような感覚が年々増していった。20歳そこそこの野望を抱く青年は物足りなさを感じるようになる。「自分自身が経済の先端にいるような、世の中を動かしているような仕事がしたい!」。一度思い立つと行動せずにいられない小林氏は、4年勤めた会社を退職し、その後1年間大学での研究に専念し(1年留年した)コンサルティング会社、プライスウォーターハウスコンサルタントに就職する。
商社からなぜコンサルへ? きっかけは大前研一氏の著書『企業参謀』だったという。経営者の教科書とも言われるこの本に甚く感動した小林氏は、自らがコンサルタントとなって企業経営者、ひいては日本経済を元気にしたいと考えるようになったのである。社内で飛び交う英語には苦戦を強いられたが、政府系ITコンサル、企業の会計周りの業務改善といった複数案件に携わり、後半はプロジェクトマネージャーとして活躍。6年間勤務した後、今度は「自らが実際の企業参謀役となるため」に上場準備で経営企画室メンバーを求めていた大手外食チェーンに転職する。飲食事業との出会いである。・・・。
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