in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社マークフィールド 代表取締役 市原克俊氏登場。
上場企業への就職、そして転職
大学を卒業した市原氏は、一部上場の大手ゼネコンに就職。理由は「営業になれば億単位の仕事ができる」だったが総務部事務課に配属されてしまう。35歳にならないと営業職に就けないと知った市原氏は転職を考えるが、知り合いの外国車のトップセールスに諭され留まったという。「まずは社会人としての基礎、人脈を作るべき」。市原氏は上場企業という大組織で、礼儀や上下関係を学び、実務力をつけていくことにした。
その決断は奏功した。ある上司に可愛がられた市原氏は総務課に移り、創業者のお世話係というめったにできない経験をする。第二次世界大戦経験者の創業者と、戦車や戦闘機が好きで400以上のスケールプラモデルをコレクションしている市原氏は、年の差はあれ話が合った。お酒や美術品など桁違いの楽しみ方、セレブの生活を覗かせてもらったことは貴重な経験になったという。
そして“石の上にも3年”を全うした市原氏は、念願の営業職に就くため集中力で取得した宅建を武器に大手不動産会社に転職。これまでの思いを一気に注ぎ込むような夜討ち朝駆けのハードな営業活動で、たった入社半年でベスト30に食い込んだ。「休みは2カ月に一度。例えば手書きのオリジナルチラシを作り人の3倍まきました」。結果がすべての一匹狼の世界。売上げが立てば立つ程、周りからの風当たりは強くなり、社員同士の火花散る戦いも激しくなっていく。・・・。
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