in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社個人商店 代表取締役社長 光山英明氏登場。
中央大学、野球部へ。だが、野球熱が冷める。
野球推薦で中央大学に進学する。だが、野球熱は冷めていた。もう、やるだけやったという思いが強かったのだろう。とはいえ、推薦入学のため退部するわけにはいかない。住まいも寮である。
「野球部の寮は、いまうちの店もある吉祥寺にあったんです。6畳に6人で暮らすのですが、ある意味たのしく、ある意味たいへんな生活でした。アルバイトも大学になって初めて体験します。一方、熱は冷めても、練習に出ないわけにはいきません。ただ、練習も高校時代と比べると苦にならないほどなので助かりました。大学では酒を飲んだりするんで、そちらは、つらかったというか、気ノリがしませんでしたが(笑)」。
大学を卒業した光山は、実家のある大阪にUターンする。高校時代の野球部の先輩が経営していた卸酒屋に就職。
「私は、1992年卒なので、まだ学生に有利な時でした。ただ、小さくても経営の勉強ができるだろうと、先輩の会社に就職したんです。私が退職する時には16名ぐらいになっていましたが、当時はまだ5~6名の会社です」。
中央大学の野球部、就職には有利な材料だ。しかし、光山は大阪の小さな会社をめざした。光山の性格の一端が表れているエピソードのような気がする。ともかく光山は、周りに流されない、つよい「ジブン軸」を持っている人である。その軸が、いまから明らかになる。 ・・・・。
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