in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社fun function 代表取締役社長 合掌智宏氏登場。
父の跡を継ぐという計画。
合掌と飲食との出会いは、専門学校時代にさかのぼる。
「生活費をねん出するために、個人経営のお好み焼き屋さんでバイトを始めたんです。接客がたのしいと知ったのもこの時。ただ、当時はまだ飲食で起業しようとはいっさい思っていませんでした。<父の跡を継ぐ→社長になる→会社を大きくして→金持ちになる>。父の会社は、自営業者のような規模でしたが、とにかく跡を継げば、社長にはなれますから、後は規模を大きくすれば、金持ちになれると。それが私の計画でした」。むろん、父を助け、共に家業を発展させる、そんな思いが強かったはずだ。
専門学校卒業後は、いったん京都にある電気関係の設計事務所へ就職する。入社して2年経った頃、父親が病気で倒れた。幸い、病状はスグに回復に向かい、これをきっかけに、合掌は父の下で仕事をするようになる。
「当時、飲食店の電気工事の仕事が多かったんです。この仕事で、のちにお世話になる社長さんと出会いました。父の仕事を手伝い始め3~4年経った頃、私は、父と衝突し、退職してしまいます。そして、知り合った社長さんのお世話になることにしたんです。その社長は、福井県で数店舗を出店されていたんですが、東京に進出したいと話されていました。私も、東京で勝負してみたいという思いがあったので、合致したんです」。
父の会社を辞め、「飲食」という新たな世界へ、次なる合掌の挑戦が始まった。 ・・・・。
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