in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”にファーストキッチン株式会社 代表取締役社長 齋藤俊光氏登場。
大阪大学少林寺拳法部、18代世代の、革命。
高校生活の終わりには、大学受験という難関が待っている。進学校だから尚更かもしれない。
「英語と国語が苦手だったんですが、志望は文系です。数学だけで突破してやろうと大阪大学を受験しましたが、数学の点数が数点足らず、失敗。翌年、リベンジしました」。
大学では、少林寺拳法部に入った。齋藤の足跡をたどると、凡人にはなかなか歩めない道が続いているように思える。頭もよく、好奇心も旺盛、スポーツも万能。だが、もう一つ、これが、齋藤の歩みを魅力的なものにした気がするのだが、行動力に長け、人を引き付ける才能に富んでいたことだ。大学の部活動で、その才を発揮する。
「まったく話にならない部だったんです。弱くってもいいやって感じでした。大会では予選落ちと決まっていました。でも、私は、やるからには強くなりたかった。勝ちたかった。だから、動いたんです」。
のちにOB会でも一目置かれる、18代、齋藤世代の始まりだ。
「私とおなじように熱いやつらをあつめて練習方法も練り直し、最終的には新たな指導者を迎え入れることまでやりました。その結果、私たちの代では無理でしたが、2年下の後輩たちが関西の大会で初優勝。その後も連勝が続きます」。
高校時代のレコード記録。それだけみれば齋藤本人の才によるところが大きい。ところが、こちらの話は、齋藤という人の「人格のちから」がクローズアップされている気がする。ちなみに大阪大学のホームページで調べてみたところ、いまもさまざまな大会で優勝を遂げていることがわかった。・・・。
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