in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社サンクチュアリ 代表取締役 渡邉裕樹氏登場。
本文より~
バイト三昧。
大学の友人の紹介で、渋谷の焼肉店に入る。月に20日以上の勤務もザラ。飯も食べられる。授業のない時は昼から入った。
「1年半ぐらいその店でバイトをしていたんですが、カラオケのキャッチが儲かるという話を聞いて、バイトを移ります。私がいた店は、時給プラス歩合だったので、結果をだせば、収入も増えます。年末になると40~50万円の稼ぎになりました」。
「お金もそうですが、もう一つ収穫がありました。もともと私は人に話しかけるのが苦手だったんです。ところが、キャッチなので声をかけないわけにはいきません。どんどん話しかけていているうちに苦手意識を克服することができました(笑)」。 少年が、東京に出て逞しい青年になっていく様子が伺える。
就職するか、それとも起業するか。
そのバイトも1年ぐらい続けた。すると、大学3年。そろそろ就職活動の時期である。
「就職するのか、起業するのか。そういう選択が、最初にありました。友人の何人かに起業する人間がいましたので、自然と『起業という選択もありだな』と思うようになっていたのかもしれません。もっとも起業すると言っても、みんな分野は違います。私と、もう一人、いまの取締役ですが、私と彼だけが、するなら飲食で起業しようと思っていました。その彼といろいろ話をするうちに、『じゃぁ、2人でやろうか』ということになったんです」。
「彼はずっとバーテンダーをしていましたから、お酒はわかる。じゃぁ、フードはどうするとなって、私が修業に出ることになったんです。最初はアルバイト経験のある焼肉屋も考えましたが、焼肉は設備投資にかなりのお金がかかります。それで、設備投資が少なくて済む、焼鳥業態に絞り込みました」・・・。
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