in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”にクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社 代表取締役 上田谷真一氏登場。
父とおなじ大学へ。
中学になって、上田谷は水泳部に入る。高校ではラグビー部に所属した。高校は県でも有数の進学校。とはいえ、スポーツにも力を入れている学校で、自由奔放な教育スタイルだったようである。ラグビーに明け暮れていた上田谷は、仲間同様、高校時代はクラブ一本、1年浪人して大学に進むんだろうなと思っていた。「勉強しないから成績はふるいませんでした」と上田谷。ところが2年になって大きな怪我をする。その怪我がもとでラグビーを断念しなければならなくなった。それが上田谷に火をつける。「クラブを辞めたんで、これで浪人はまずいなと。最後の半年間は、人がかわったように勉強しました」。猛勉強したといっても、わずか半年。不安がないといえばウソになる。しかし、上田谷は見事、赤門を潜った。一方、この高校時代を含め、中学3年から高校2年まで一人暮らしを続けている。「父が海外転勤となり、母と弟はいっしょに行ったんですが、行き先がバーレーンということもあって私は日本に残ることにしたんです。一人暮らしといっても母の実家が近くにありましたから、洗濯とか、掃除は祖母がまとめてしてくれました」。「元々、両親から何かをしろと言われて育ったわけではありません。自立しているところもあったんでしょう。一人暮らしといっても抵抗はなかった気がします。それに高校に入るとクラブ漬けで、寝に帰るだけの毎日でしたから寂しさを感じている暇もありませんでした」。高校3年になって、家族が日本に戻って来た。それに合わせ、上田谷も合流する。ただ、しばらくするとまた一家は、ロンドンに旅立ってしまった。・・・・。
クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社 代表取締役 上田谷真一氏
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