in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社ポッカクリエイト 代表取締役社長 飯沼 浩氏登場。
ハイカラ親父へのあこがれと畏れ。
「躾やマナーなど、とにかくうるさかった」と飯沼は当時の父の印象を話しだす。
「当時でいえば、ハイカラだったんでしょうね。車が好きで、一番多い時にはシトロエンなどのフランス車を含め5台もあった(笑)。写真も現像までしていましたし、油絵も展覧会などに出展していました。当時からゴルフもやっていたし、車の整備士の資格も持っていました」。
こんな父を息子の飯沼は、怖い反面、憧れていた。小さい頃から暗室に入り、写真を現像したのも父の真似だろう。父は東京電力に勤務していた。自身が高卒だったこともあり、教育には熱心だったのかもしれない。父が、仕事で東京に行くとなると、飯沼の目が輝いた。「父はお寿司が大好きで、東京に行くたびにお寿司屋に連れて行ってくれたんです」。
当時、魚の鮮度の関係で山梨の寿司と東京の寿司はぜんぜん別物だったのである。
山梨から東京まで、親子二人はどんな会話を交わしていたのだろうか。
「ことあるごとに言われたのは<常に興味を持ちチャレンジすること>と<努力しないと駄目だ>ということ」らしい。今でもこの一言は、頭に残っていて、飯沼のモットーになっている。・・・・。
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