in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”にオーグードゥジュールグループ 代表取締役 岡部一己氏登場。
怖いはずの父を笑顔にした料理の魔法。
頑固で、怖いはずの父が、料理を食べながら笑っている。今回、ご登場いただくオーグードゥジュールグループの代表取締役社長 岡部一己の小さな頃の記憶のひとコマ。料理をつくるのも好きだったが、人の喜ぶ顔を見るのが、もっと好きだった。いつか料理人になろう。小学3年生の文集には<板前になりたい>と書いた。その思いは、大人になるまで胸から消えなかった。
岡部が生まれたのは、京都府福知山近くの山間の町。福知山からバス。京都市内まで車で2時間、海までは1時間30分離れている。テレビはあったが、中学になるまではNHKしか映らないような辺鄙な町だった。10歳と8歳上に兄と姉がいた。年齢が離れていたこともあって遊んだ記憶もあまりないという。代わりに母親が家にいると周りにへばりついていたのだろうか。いつしか母の料理を真似、簡単なものなら作れるようになった。「あの頃はお菓子もなくって、お腹が減れば何かをつくって食べていました。少しずつ工夫しながら味を変えて。ある意味、必要に迫られていたのでしょうね」。そういって岡部は笑い声をあげた。・・・。
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