『武田あかねの食の応援団』3月のゲストは“株式会社オータパブリケイションズ
取締役 シニアディレクター 毛利 愼(モウリ・シン)氏”です。
武田
毛利さんはホテレス元編集長として外食産業に精通されていることでも有名ですが、現状、外食産業についてどんな考察をお持ちですか?
毛利取締役
正直なところ、他の業界しかり、外食産業もリーマンショック以来、低迷が 続いているのが現状です。
武田
なるほど。
毛利取締役
そうなんです。でも価格競争の時代はもはや終わり、質を求めるところに消費者の動向が戻ってきていてクオリティに対する適性価格を出すことに少しお財布の紐が緩んできている感じを受けています。。
武田
そうなんですね。例えばどんな業態がそのクオリティにみあっていると支持を得ているんですか?
毛利取締役
そうですねぇ…例えばフレンチにおけるビストロ、イタリアンにおけるバールなどがあげられます。ただ業態としては既にたくさんあるわけで、その中で仕入れや調理に対する企業努力が見られたり、ワインの仕入れなどに対してもニューワールドのワインの中からコストパフォーマンスのよいものを選択してラインナップするなどの工夫が見られ、CSを上げる努力をしている店舗がそれに相当するという感じですね
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