『武田あかねの食の応援団』12月のゲストは“月刊食堂編集長 大澤哲氏”です。
武田大澤さんは、ずいぶん飲食店をみて来られましたが、ズバリ、飲食店の経営で大事なことはなんでしょう?
大澤編集長
飲食店はある意味、流行に左右されがちです。そのため、一時のブームで終わってしまうことも少なくない。たとえばTVや雑誌で取り上げられれば、瞬間風速的に、パァーと人気がでます。ですが、そのうちに店の名も聞かなくなるお店もある。あれは、社会現象の一つに過ぎないのに、それを実力だと勘違いされてしまう経営者が多いということでしょう。結局は、外からは、なかなか覗けない内側が大事なのです。有名じゃなくても、経営も、マネジメントもきっちりして、一人一人の給与水準が高い。これが一番いいお店に決まっています。それには、私たちマスコミにも責任もある。てっとり早くお店の表面だけをみて人気が出たら、すぐにTVで取り上げたり、雑誌で特集を組んだり、する。視聴率や販売部数を気にするから、そちらの方向に走ってしまうのです。もちろんマスコミに出るのが、悪いというつもりはありません。あくまで、マスコミも上手に使う。そういう経営感覚が大事なのではないでしょうか。
武田
TVや雑誌の影響力はすごいですものね。いい意味でも、悪い意味でも。
大澤編集長
そうです。だから、私たちマスコミ人たちは、影響力をちゃんと知っておかなければいけないのです。
・・・・・・あとはサイトにて(こちら → 武田あかねの食の応援団)
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