in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社センチュリオン 代表取締役 西川将史氏登場。
高校では自ら性格を転換し、大学では自分の中のリーダー適性に気づく。
高校は兄と同じ男子校に進学した。そこでも兄は女子校にファンができるような人気ぶり。西川は相変わらず内気で目立たず、ともすればいじめの対象になりかねないような存在だった。しかしある日、「このままでは面白くない。自分の性格を変えよう」と決意。とにかく明るく振る舞い、積極的に行動することを徹底した。ちょうどその頃、身長も急激に伸び始め、入学時の162センチから2年生では兄に並ぶ180センチ以上に。それが自信にもつながり、「明るく積極的な性格」が完全に自分のものとなっていった。
性格が変わると仲間も増えた。兄に対するコンプレックスもすっかり消え去り、学校生活が俄然楽しくなった。積極的な行動の中で新聞配達や飲食店でのバイトも経験。おぼろげながら「将来は何かの仕事で独立したい」という夢をいだくようになる。
龍谷大学に進んでからは「とにかくよく遊んだ」という。しかもただ遊ぶだけでなく、何をして遊ぶかを企画するのが好きだった。例えば仲間と山にこもる計画を立てて実行したり、自分が中心となって映画を撮影したり…。特に映画研究会などに入っていたわけではないが、20人もの仲間を集めサスペンス映画を企画・製作。こうした活動を通して西川は、自分が中心となって人を動かすことの面白さに気づき、自分の中にリーダーとしての適性を見いだす。そしてますます「独立」という思いを強くしていったのだ。・・・。
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