in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社Syonan Tonbi Project(しょうなん とん びぷろじぇくと) 代表取締役社長 小野寺 崇氏登場。
きっかけはアルバイト。ホテルの専門学校へ、進学。
無事、高校に進学した小野寺は正式に野球部員になる。1年から試合に出場し、3年間4番バッターとして試合に出た。進学校ということもあったのだろう。日曜日は練習が少なく、時間があまった。1年生から小野寺は飲食店で、禁止されているはずのアルバイトを始めた。「女の子にモテるんじゃないかって。そんな理由からです(笑)」。まさか、このときのアルバイトが一生を決めるとは、本人が一番、想像できなかったはずだ。ただ、始めてみると、おもしろくてしかたなかった。接客・サービスに魅せられた小野寺は、関内のYMCAホテル専門学校に進学する。大学進学率100%の学校設立以来の、快挙だった。少年が青年になり、与えられた安穏な道ではなく、自らの意思で道を求め歩き始めたという意味で。学校に通いながら、ヒルトンホテルなどで実習を行う。これもまた、たのしくてしかたなかった。よほど接客という仕事に向いていたのだろう。卒業後、小野寺は「ブリーズベイホテル」に就職。ベルボーイ、フロント係を勤めた。だが、ここで将来に疑問を持つ。このままでいいのだろうか、と。結局2年で退職。求人誌に載っていた「平成フードサービス」に応募することになった。・・・。
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