in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社ダイヤモンド・ドリーム・ダイニング 代表取締役 小澤仁裕氏登場。
おぼろげながら「社長」という二文字に憧れていた少年時代。
「個人投資家」。いまでこそ一般的な言葉だが、1970年代の個人投資家と聞けば、一部の資産家など、特別な人をイメージしがちである。今回、ご登場いただく(株)ダイヤモンド・ドリーム・ダイニング、代表取締役の小澤仁裕の祖父も、その時代を生きた個人投資家の一人だ。小学3年生の頃、両親が離婚。小澤は母と姉とともに、この祖父の元に身を寄せ、暮らすようになる。当時の記憶を伺うと、「祖父が、東京の銀行や証券会社などに行くときにくっついて行って、高島屋などで食事をしたという記憶がいちばん鮮明に残っていますね」とのこと。小澤の「食」の原点が顔をのぞかせる。一方、学業のほうはどうだったのだろう。「小学生の頃から勉強は好きでしたね。成績はクラスで一番。だから勉強で悩んだことはありません。ただ、小学5年生の頃、ガキ大将とのケンカがきっかけで友人たちが去っていってしまったのです。あの時は正直キツかったですね」。ところで、当時から起業という思いは、抱いていたのだろうか。「祖父の影響もあるのでしょう。わりと小さい頃から、将来、社長になりたいと思っていました」。子どもの頃の目標を実現することはむずかしい。はたして、小澤のおぼろげな目標はかたちになっていくのだろうか。・・・。
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