in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社マックス・コーポレーション 代表取締役社長 遠藤充師氏登場。
大学時代に人生の師匠に出会う。
1年浪人して進学したのは「千葉商科大学」だった。1浪させてもらっていたこともあって、ともかく小遣いはジブンで。そんな気持ちから入学早々、居酒屋でアルバイトを始めた。これが、遠藤の人生初のアルイバイトだった。「大学は無事4年で卒業できたのですが、バイト三昧、そんな学生時代でした」と遠藤。大学4年間、ずっとこの居酒屋でアルバイトを続けている。何が、それほど遠藤を虜にしたのだろうか。当時、店主はまだ31歳。弟のように可愛がってくれたこの店主に惹かれたのは、当然のこと。しかし、それだけではない。「40坪程度、80席の居酒屋でした。バブル期ということもあったんでしょう。連日、お客様が津波のように押し寄せてきて。店主から、商売のイロハをいろいろ教わったんです。50円の原価の商品が380円で売れる。商売とはなんとぼろく、おもしろいものか、と」。初めて知った商売の魅力が遠藤を捉まえ、離さなかった。バイト仲間にも恵まれ、社会の入り口で、遠藤はまだ社会の厳しさを知らず、自由奔放に生きていた。「コンパにも夢中になり、アウトドアが好きだったので、古いジープを買い、北海道をテント一つ持って旅行したり、九州1周にもトライしました。お金がなくなると、現地でアルバイトをしながら、北海道では2ヵ月くらい滞在しました」。こんな奔放な生活を送る遠藤にも卒業の季節がやってくる。「その店が気に入っていたんで、オーナーの店主にはたらかせてくれといったんですが、駄目だ。ほかで就職しろ、と」。 ・・・。
株式会社マックス・コーポレーション 代表取締役社長 遠藤充師氏
(社長記事やグルメ情報など飲食の情報はキイストンメディアPR事業部まで)
コメント