in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に有限会社サテ・バグース 代表取締役 坂本直樹氏登場。
本文より~
一人の親方との出会い。
高校を卒業し、地元にある「自動車関連の会社」に就職する。決め手は?と伺うと、「休みの多さ」という答えが返ってきた。土・日・祝がフルで休め、夏休みなどの休暇も長く、有給も整備されていたとのこと。サーフィンをやるにはもってこいだったのだろう。まとまった休みが取れると、波を求め海外にまで出かけた。青い海、高い波が坂本を虜にする。ただ、入社当時はそれで満足だったが、次第に不安を感じ始める。大手といっても、仕事は工場内での流れ作業。将来について考えると、不安と焦りのようなものが頭をもたげてくる。21歳になって、その会社を退職。土木関係のバイトを始めた。職は替えたが、海へはもちろん通い続けた。そんなバイト生活を続けていたある日、TVCMを観て、初めてスーツに憧れた。ふたたび就職活動を開始。内装関連の会社に就職した。営業の仕事も初チャレンジ。だが、このスーツの仕事は長く続かなかった。「当時は、何事もヒトのせいにしていました。仕事がうまくいかなくては、ヒトのせいにし、サーフィンに逃げていたんだと思います」。だが、このとき一つの転機を迎える。仕事を通し、一人の土木関連の仕事を行っている親方と出会ったからだ。「その人が独立するというので、手伝い始めたんです」。・・・。
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