in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社スモルストン 代表取締役社長 石田盛人氏登場。
放蕩な生活を送った青年時代。
中学になった石田は、バスケットボールを始める。姉の影響がたぶんにあったそうだ。このバスケットボールにのめり込んでいく。勉強はおろそかになったが、高校へはバスケットボールのおかげで、特待生として進学することができた。もちろん、クラブ活動のみに専念できたわけではない。生活のために、レストランでアルバイトを始めた。これが、石田の原点になる。ホールとカウンターを経験し、飲食のおもしろさに惹かれていったのだ。とはいえ、まだ高校生、起業するという思いにまでは至らない。ファッション関連の専門学校に進んだのも、漠然と将来を捉えていたことの証だろう。あいまいな動機では続かない。1年も経たず、石田は専門学校を辞めてしまった。遊び仲間がたくさんいたのだろう。高校3年の頃から友人宅に転がりこみ、ハタチになるまで家にはほとんど帰らなかったという。家族、特に母のことを思えば遊んでいられなかったはずだ。だが、なにをすればいいかわからない。気持ちだけが空回りし、現実に向かい合うことができなかったのではないだろうか。ともあれ、そんなときに、兄から「しっかりしろ」と諭された。その一言が、石田を救った。高校時代にアルバイトをしていたレストランに戻り、自宅から通った。石田の生活が、初めて地に足を付けて動き始めたのはこの時からだろう。・・・。
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