in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に有限会社アトミックハート 代表取締役社長 荻久保功一氏登場。
「ビッグになりたい」。役者への道。
17歳で、高校を退学した荻久保は、反省したわけではないが、それまでの素行の悪い生活と決別。朝5時から築地で、昼は喫茶店で、夜はレストランでと、勤勉に働いた。睡眠時間3時間という生活を1年近く送っている。「遊びよりも、仕事が楽しくなった」と、勤勉に勤めた理由を語っている。一番、年下ということもあったのだろう。どの店でも可愛がられた。19歳になった荻久保は、雑誌で見かけたオーディションに応募。見事、アクターズスクールに合格する。これが役者への第一歩だった。ところが二歩目、三歩目がなかなか踏み出せなかった。芸能事務所にも所属し、舞台や映画などにも出演したが、そこまで。「自分の立ち位置がわからないんです。イケているのか、そうでないのかも」。だから、諦めることもできない日々が続いた。24歳になって、そんな荻久保に転機が訪れた。・・・。