in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社ドリーマーズ 代表取締役社長 中村正利氏登場。
インターネットブーム。ネットバブルもまた崩壊する。
インターネットは年々、巨大な姿を現し、その重力に引かれるように何人ものネット起業家が誕生する。ネット関連というだけで多くの資金が、設立間もない会社にも集まった。「最初はホームページの作成などをやっていたのですが、4年目に『yahoo』のような検索エンジンを思いつき、壮大なチャレンジを開始することにしたんです。まず、1回目の増資で1億2000万円を集め、最終的には試算した6~7億円まで増資を行う予定でした。1回目の増資は成功するのですが、そこでネットバブルが弾け、増資が困難になり、資金がショートしてしまうのです」。壮大なチャレンジは最初でつまずくことになった。31歳。すでに結婚もしていた。開発を念頭に抱えたエンジニアの人件費は巨費にのぼった。中村は白旗をあげた。「4年で会社を潰した」と中村はいうが、会社自体は潰れていない。正確にいえば休眠。できた借金4000万円も、数年かかったが完済している。ちなみに、会社が立ちいかなくなったことを奥さまには話していなかったそうだ。だから、店をやる、といった時もネットの会社が、飲食業にも進出するんだという風に思われていたそうだ。心配はかけまいとする中村の気持ちが透けてみえる。・・・。
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