in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に有限会社YDR 代表取締役 大村孝雄氏登場。
楽コーポレーションとの出会いで独立を志す。
「偶然だった」と大村。「たまたま下北沢で友だちと飲もうということになって、はじめて『楽』に行ったんです。衝撃を受けました。へぇ、凄いな、こういう居酒屋もあるんだ、と」。友人がたまたま店長を知っていたこともあって、すぐに面接を受け、働き始める。これが大村にとっては、大きな転機となる。いまでも「おやじさん」と呼ぶ、社長の宇野氏と出合ったからだ。すでに述べたように、忙しさには苦痛を感じなかった大村だが、「学食の時は客である生徒たちと話すことはなかった。それに比べて『楽』は、当然、接客業ですから、最初はそこに戸惑いました」と、入社当時を振り返る。「料理を作りながらも、お客様と話したり、料理を運んだり。そういうさまざまなことが勉強になった」そうだ。独立という二文字も、この頃から、はっきりと意識するようになった。 ・・・。
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