in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社かばはうす 代表取締役 松田幸紀氏登場。
本文より~
継ぐはずだった店がなくなった。
小・中・高と、野球に明け暮れる。これが松田の記憶だ。「まとめ役を好んでやり、野球ではもちろん、クラスでもリーダー的な存在だった」という。一方で、いずれ「洋菓子店」を引き継ぐだろうと考えていた。高校卒業後、京都の「調理学校 製菓衛生士課」に進学したのも将来、店を引き継ぐための準備だった。この学校でケーキ職人の土台を作った松田は、その後、京都の、ある「ケーキ屋」に入店し2年間、修行する。しかし、彼が2年の修行を終わる頃になって祖父と父が店をたたんでしまった。松田の未来図が崩れていく。
母から「居酒屋」を引き継いでくれないかと誘われたのは、そんなとき。快諾とはいかなかったが、松田は、居酒屋の経営に初めて乗り出すことになった。この店が「かばはうす」の起点になる。引き継ぐといっても、居酒屋のノウハウはない。マスクをかぶりケーキをつくるケーキ職人とは、まるで違うにぎやかな世界だ。だが、むしろこちらのほうが、水があった。・・・。
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