国内景気の急降下で、来春卒業予定の就職内定が取り消される事態が相次いでいるらしい。
そんななか風俗業界にとっては追い風だという。
「バブル崩壊直後の就職氷河期には、就職できなかった女子大生がキャバクラやヘルスで働きました。『今さらコンビニやファミレスでバイトはできない』と、高給志向の女の子がドッと流れたんです」(ベテランのキャバクラマネジャー)
業界はその再来を期待している様子。
会話上手で話題も豊富
「最近、上野にオープンしたキャバクラの女の子は約3割が大卒。六大学や名門女子大もザラです。『就活をしながら』という子や『実力主義の水商売は面白い』と、バイトからそのまま就職するケースもある。共通点は親元を離れた地方出身者であること。卒業で仕送りが途絶えることも風俗デビューの後押し材料。今年は人数が増えるのは間違いありません」(風俗ジャーナリスト・伊奈圭一郎氏)
(日刊ゲンダイ2008年11月8日掲載)
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